【GW日記】”死”とはなんなのか?
そして今回一番心に残った出来事は、今回の帰省目的であった祖父の49日法事でした。
じいちゃんの49日
久保が死ぬときは?
「人はいつ死ぬと思う…?「…人に忘れられた時さ…!!!」「おれが消えてもおれの夢はかなう」「病んだ国民の心も きっと救えるさ…!!」
理想の死とは?
ぼやき
久保が休学する理由 〜草むらサラダ〜
みなさまお久しぶりです、久保陽香 (@U70604) | Twitter です!
ブログでのご報告が遅くなってしまったのですが、私久保は2018年3月をもって、ぶさべじ代表を引退いたしました。本当に二年間お世話になりました。(詳しくはFBに書いてありますので、お時間あれば。
最近お会いした方々には「ぶさべじお疲れ様」「これからどうするの〜?」と声をかけていただけて。そうやって気にかけてもらえてめっちゃ嬉しくなる反面、これからの自分に関する答えが難しい!! !
魅力的な将来の選択肢がいっぱいだし、毎日動けば考えもアップデートされていってしまうし。
もう今すぐにも「私はこれをやります!」と断言したいけど、それを発信して人に期待させたり、人を巻き込んじゃったりするのも怖いなあって思っちゃって。最近はあんまり人に言えていませんでした。
でもまあ、小娘一人の心の中を叫んだところで、この地球はクスリともしないし!笑
整理の意味をこめて、今の頭の中を少しでもお話できたらなと思います。
☀︎目次
1年間の休学
私は、後期から1年間休学し”自然と共生する幸せ”を体感したいと考えています。詳しくは、後半でお話させていただきます。
そしてそれは、自分の価値観や目指してきた世界をもう一度見直すことを意味します。
わたしの目指す世界とは
「自然も人間も、幸せが循環する地球」
文言は少し変わりながらも、私が大学1年生のことからずっと理想に掲げてきたものです。
古来人間は暮らしの中で、自然を畏れ敬い、感謝し、日常的に森を守り続け、感性で森と会話し心を通い合わせていたと言います。
しかし、今や西洋哲学と科学そして資本主義の波に飲まれ、自然を資源としてのみ捉え、また同じ人間をも分断・差別しました。
私は大学に入学し、授業で経済学を勉強し、アイセック神戸大学委員会 (@AIESEC_Kobe) | Twitterで活動し、貧困地域といわれるフィリピンやガーナでのボランティア系インターンシップに行きました。
様々なことを経験し、感じ、学び、考え、悩む中で
「現代社会では、人間と自然は分かり合えないのか?」
「経済発展は、本当に人に幸せをもたらすのか?」
と、現行している経済秩序や社会問題への違和感や憤りが膨らんでいきました。(これと同時期に、食の可能性にも魅了される)
そして紆余曲折をへて
まず大好きな食を通じて
①貧困格差問題・環境問題 の解決
②利益主導型の資本主義経済体系の解体
それを、まずは足元から取組んでいこうと決意する同時に
自分の無力さをもひしひしと感じる大学一年生でした。
ぶさべじとの出会い
そんな時に出会ったのが、「ぶさべじ」
神戸で出会った農家さんの情熱に胸打たれたこときっかけに、本気で日本の食料廃棄問題を解決したいと思いました。
でも、結局一年生の頃はほとんど活動できず、最後はぶさべじ自体も活動停止してしまいました。
しかし、大学2年生になってすぐ、あることがきっかけで責任感にかられ、ぶさべじの代表を引き継ぎますっ宣言をしました。
あの時、リーダー経験も何もないぽんこつな久保に、代表を任せてくれた純さん
じゅん@mocchi 農家さんの語り部 (@1008Sigotonin) | Twitter
の人を信頼する力ってすごいなあ..、今振り返っても強く感じます。
そして何もないところからもう一度、もえな(もえにゃ (@tyxom) | Twitter)にめっちゃくちゃ支えられながら、団体の目指すところや事業を考えて。
最初はボロボロだったけど、知らぬ間に応援してくださる方も、メンバーも、事業も増えていきました。
その分、失敗も沢山して、沢山の方に迷惑かけて信頼も失って、自分の拙さが大嫌いになったりしたことも沢山ありました。
でも、それ以上に楽しいさややりがいが溢れていたし、こんなへなちょこな久保でも受け入れてくれる仲間に出会い始めてこんな安心できる場所を見つけられたし、今まで見えなかったようなことを学び、考えるようになりました。
ぶさべじを引退して、今
ぶさべじがひと段落して、さてこれからどうしよう...。
やりたいことは
①自分の目指す世界を叶えるために、事業推進スキルや思考レベルをあげる
②そもそもの自分の価値観や目指す先を見直す
その手段は、就職か休学か院進学か...
今でもやっぱり社会問題を食を通じて解決したいという想いは変わりませんでした。
それに、世界を変えるためにはビジネスができるようにならないととも焦っていました。
だから最初は、企業就職をして、ビジネススキルつけた上で自分のやりたいことを事業化するという流れがすごく明快だなと思って。就活中も、成長できるならどこでも楽しそう!と思えるから、就職した先にもワクワクすることができました。
でも、なぜが胸のどこかにずっともやもやがあって…。
そのもやもやの原因を色々悩んだ結果。
それは、自分の盲目的な視点と行動だったということに気づきました。
自分はいい意味でも悪い意味でも、何かに心揺れたら「これだっ!」と確信し、つっぱしってしまう癖があります。
それに、そのあとは全ての物事をすぐに自分の興味に結びつけて捉えてしまいます。
これでも楽しいけれど、なんかすごい自分の世界が狭い気がして、やだなって。
だから、少し時間をかけてもいいから、もっと自分を深ぼる期間をとろう!と思って。
私は1年間休学を通じて、”自然と共生する幸せ”を体感する
つまり、②そもそもの自分の価値観や目指す先を見直すことを決断しました。
自然と共生する幸せ?
「もっと子供のように自然と対話したい」
「実感をもってこの大地を”母”だと言いたい」
今年一年は、社会問題を解決することに前のめりになるんじゃなくて
もっと子供のように純粋な目をもって、自然に対する想いを解放し、自分自身が自然との共生する幸せを体感したいと思います。
しかし!そのため何をするのかは、具体的にはまだ決まってません!あかんなああ!
でも、ざっくり言うと、自然と関わりながら暮らすことを通じて、生きる知恵や技を身につけようと思っています。 前期はその場を見つけるために、色々なところに飛び回っています。また追って投稿させていただきます!
もちろん、たった一年でそんなことできるなんて、思ってもいません!!!
周りからは、くぼちゃんが1年どっかに定住するって無理そうってよく言われますし。(私もそう思う〜〜笑)
まあでも、できなかったとしても、自分はここじゃないなって思ったとしても、いいんです。
それでも自分の心だけには正直に、焦らず、ゆっくり、着実に歩んでいこうと思います。
最後に(小声)
まずは野草を勉強して、一年後には草むらがサラダに見える日を夢見て、ブログ名を「草むらサラダに!」変更しました。(安易)※命名ナカマ ユキ (@NhaaClaa) | Twitter
これからもよければよろしくお願いします!
【ダイエット】この世には美味いものがありすぎる
こんにちは!久保陽香 (@U70604) | Twitter です!
昨日のモヤモヤ投稿読んでくださってありがとうございました。
FBコメントくれたり、直接メッセージしてくださる方もいて、、
私にはこんなにもなんて素敵な仲間がいるんだと...割とガチで元気でました。
大好きです!!!!!!!(照)
そして本日の議題は昨日の続編、
「モヤモヤ期を抜け出すには、今のナニかを変える必要がある...」
と最近の久保は思い立ち…
ダイエットをしよう!!!!!
それも、年末に香川の実家に帰った時に母に言われた一言
「...ねえ、はるか。そろそろ、痩せない?」
クオッッ.........
友達からは慣れていたけど、、、
母上に言われるって相当つらいかった。
それに追い打ちをかけるように、年末に綺麗になるためにものすごく努力しているyoutuberに出会いました。
しかも正月太り防止のための動画もあって、
「正月までも、なんていじらしいほど努力家なんだ😭😭😭」
と酷く感激すると共に、自分は忙しさを理由にして綺麗になることから逃げていただけなんだと気づかされました。なんて恥ずかしい。
ということで、私ダイエット始めました!
【実施期間】
2018年1月1日〜3月21日
【到達目標】
大学1回生の久保の身体を半分(ちょっと妥協)取り戻す!
つまりマイナス5キロ!
というのも実は私、大学入って10キロ太っていたのです。
昔の写真見るのいやだったけど、今こそ向き合う時なのです。
(大学1年生7月、京都にいった時....ポージングは良くわからない。)
(WeeBeeという神戸大学のいかした情報サイトにスナップも撮っていただいた時...)
↑こちら、コンテンツ充実してるし本当に本当に面白い(普通にファン)ので、是非ご覧ください!!!
【太った原因】
太った理由は、明白。
それは、基礎代謝の低下と夜間の飲食です。
食べる量は変わらなくとも、圧倒的に太りやすくなりました。
てかむしろ痩せてた頃、今の3倍くらい食べてたのに!なんで!
お寿司とか30皿はゆうに食べてたのに!(寿司対決は今でもしたい!)
【ダイエット方法】
そのなも、たくさん食べて動いて!基礎代謝上げようダイエット!(パチパチ)
①レコーディングダイエット
食べたもの(三食・間食)をひたすら記録し、カロリー摂取を見える化します。
→ただの食べログになっている笑
②モムチャンダイエット
モムチャンとは韓国語で「健康で美しい肉体美」という意味の造語で、韓国のカリスマダイエット主婦チョン・ダヨンさんが考案したダイエット方法です。DVDを見ながら運動します。有酸素と無酸素運動を織り交ぜて身体を鍛えることができるので、脂肪を燃焼且つ筋力をあげることができます!(詳しくはモムチャンダイエットの効果が凄い!食事や消費カロリーは? – ダイエット美)
→中学校の時はじめてして以来ハマりました。youtubeでも見られるし、私もDVD持ってるので貸せますよ〜ビリーズブートキャンプーとコアリズムの中間くらいのしんどさなので、達成感もあって楽しいです!!
③お風呂上がりの足マッサージ
足のリンパを刺激し、むくみを解消します。
→初日にセルライトかと思ってゴリゴリ揉んでたら次の日青あざだらけになったので、ご注意を⚠️
④毎朝ラジオ体操
毎朝、ラジオ体操第一第二をしています
→これはただ楽しいだけ
【真のダイエットの意義】
私は重大なことに気づいてしまったんです。
ダイエット開始してからはや3週間、
周囲の友達からは
「いやいや、美味しいものいっぱい食べてるやん。ダイエットする気ないやろ」
とよく言われます。
そうです、その通りです。
六甲道にできた素敵素敵素敵すぎるお店puro(puro (@puro.okashi) • Instagram photos and videos)
目指していることも、やっていることも、全てかっこいい、丹波のcafe-ma-mo(http://cafe-ma-no.com)
私がスパイスにはまるきっかけにもなった王子公園のカラピンチャ Karapincha | スリランカカレー
高校時代の親友とカレー欲シンクロしていった憧れのサッチェズカリー(https://www.facebook.com/sacchescurry1/)
カラカラ鍋の辛さ10番チャレンジ旨い塩焼肉とからから鍋の店「からから屋」公式ホームページ
ダイエット宣言してから、大好きなカレーもパフェもたくさん食べてるし、カラカラ鍋10番チャンレンジもしたし(来週は15番!)むしろ前より食べてるし!笑
だって美味しいんだもん!!!!!
ダイエットというと、人は食への執着心をなくさなければないないと人は考えるでしょう。
いやでも、そんな話ではないのです。
私はそんな概念で食に向き合ってはおりませぬ。
これは食への執着ではなく、”食への畏敬”
”食べる→カロリーを摂取する”
ではなく、
”食べる→食べさせていただく→生産者・料理人・そしてこの地球に感謝する”
なのです。
やっぱり、素敵な生産者や料理人の方と出会うとその方が生み出す”食”をいただきたいし、自分で美味しさを体感した上で感謝の言葉を伝え、人にも紹介したい。これは私の生きがいです。
【最後に】
この世には美味いものがありすぎます。
なんて素晴らしい世界に生まれたのでしょう。
だからこそ、この世界に感謝して”食べる”という行為にメリハリをつける、中途半端な気持ちで無意識に間食などをしない。するなら全力で土下座感謝する勢いで間食をしましょう。
そして最高のメリハリボディで、最高に美味しいものをお迎えします。
今のところ、−3キロ!なかなかのペースです!また3月痩せた姿で会いましょう👋
ご清聴ありがとうございました。
※ダイエット仲間募集中
※ご飯仲間も募集中
やるせない新年をお過ごしの方へ朗報です
【やるせないとは】
思いを晴らすすべがない。せつない。(コトバンク)
Conquer yourself rather than the world.
「世界ではなく、自分自身を征服せよ。」
by René Descartes(ルネ・デカルト)
【やるせない新年の久保】
【やるせなさこそ楽しむ】
8ヶ月ぶりの再会
【チアファーム 元農園】ぶさべじのお母さん 浅川元子さんって?
みなさんこんにちは🌞お元気ですか?🌞
最近やっと就活を考え出して、絶賛モラトリアムくぼ(
今日はなんと!ぶさべじ活動でも、私の個人インスタでもよく名前のあがる “浅川さん”についてのお話です!✌️
ぶさべじが販売やご飯会やシェアハウス活動でいただくお野菜はほとんどが浅川さんが作ったお野菜、そして浅川さんは私の“食と農”人生の紛れもないKey Personなんです。
- なんて日だ...。
- ぶさべじのお母さん、”浅川さん”って?
- 浅川さんが農家になった理由
- Tasty-First〜美味しい第一〜
- 直感で“美味しい”
- 人は自分の知っていることが全てだと思ってしまう
- 自分を最大限生かせる処で勝負する
- やっぱり浅川さんかっこいい😍
なんて日だ...。
一昨日5月13日土曜日はなんとてすんばらしい1日を過ごさせてもらいました。
【午前】
浅川さんが出店されてるFarmers Market EAT LOCAL KOBEでの売り子の手伝い
野菜を手に取った方が、浅川さんにお野菜の特徴や美味しく食べる方法とかを教えてもらったり、「前買った野菜を美味しかったわ〜」って伝えたり、そうやってお互いに笑顔が広がって。
買い手と創り手の顔の見えるコミュニケーションってやっぱりいいなあって改めて感じました。
それにそれに!一昨日は、私が大好きな六甲のカフェ”レピス”さんハーブ料理とスイーツのお店L'epice (レピス) | 阪急六甲駅より南に徒歩5分。JR六甲道駅より北に徒歩8分。と浅川さんのお野菜のコラボ朝ごはん🌞
大好きな浅川さんのお野菜を大好きなレピスさんが料理してくれるって幸せすぎる...。浅川さんとお店番を交代しながら、美味しくいただきました...🙈💕ものものものすごくおいしかった💕
【昼ごはん】
お昼は、実は人生の初となる讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺うどんを食べ
(私がもし香川県民じゃなかったら普通に美味しかった笑)
母に丸亀製麺に魂を売りかけてしまった、という懺悔LINEと母の日のメッセージを添えて送り(1日早かった)
【午後】
畑に行っての”浅川セラピー”
浅川セラピーについてはこちら→3分で分かる”ぶさべじ” - べじぶろぐ
今日の作業は、堆肥作りとおみやげの絹さや取り。
毎度毎度泥のように汗をかいて、泥のように眠れる、プログラムが待っています。
そして、何よりこの浅川セラピー最大の魅力は移動&休憩時間の浅川さんとのおしゃべり!! 毎回、本当に自分の知らない世界が広がってためになりまくります。 今日はちょびっとその様子をお送りします!
ぶさべじのお母さん、”浅川さん”って?
ぶさべじのお母さん、”浅川さん”と名の広い、浅川元子さん
経営している畑の名前は”チアファーム 元農園”(https://www.facebook.com/cheerfarm/)
その由来はまさしく、名前である“元”の字から、Cheer を導き出したそうです。
それは元気の”元”という意はもちろん、健康の”元“、美味しいの”元“という意味も含んでいます。農業を始め2年目の冬、友達と飲みに行った帰りにハッとチアファームが舞い降りたそう。
さすが、、お酒を飲んで、ゆるっと、こんなにもしっくりきた名前が思い浮かぶなんて、浅川さんとお酒は切っても切り離せない仲ということを物語っています。
チアファームは、神戸市西区平野町で少量多品目の野菜を必要最小限の農薬を使って栽培しています。主には、個人経営の飲食店に搬入したり、個人郵送販売したり、Farmers Market ”EAT LOCAL KOBE”出店したりして、野菜を皆に届けています。
浅川さんが農家になった理由
もともとOLをされていた浅川さん。会勤めの最中は、忙しすぎて毎日の食事の軸はコンビニ弁当。そして足りない栄養はサプリメントで補うという食生活を送っていました。週末に買い物に行ってきゅうりや葉物野菜を買っても、せいぜい週の半ばまでしかもたないし、しかもそれらの野菜は50年前と比べて10分の1の栄養しかないものがあるという事実を知りました。
また、友達を旅行に行った時、いつものようにサプリメントを飲んでいたら、その友達に「ちょっと、薬飲みすぎじゃない?」言われ、浅川さんは”ハっ”としました。その時に、自分の食習慣の異常さに気づきたそうです。」
「買い物に長い時間をかけたり、高いお金を払ったりしないと、まともに野菜が買えないなんて...。」
「こんな毎日のはずじゃなかった…。」
毎日の食生活に違和感と不満を感じていた浅川さんは、
“きっと他にも自分のように感じている人はいるはずだ。だったら私がこのニーズをみたす人になろう”
と思い立ち、その後会社をやめて農業の道に進みました。2年半の研修期間を経て、現在農業暦6年目です。
この話を私が大学1年の秋、浅川さんと始めて出会った時に聞き、
「やばい.....かっこよすぎる!!!」と衝撃を受けて、今の道に進むきっかけになりました。
Tasty-First〜美味しい第一〜
チアファームが掲げるのは、Tasty-First 〜美味しい第一〜で野菜を作ること。今日はそのTasty-Firstについて伺ってみました!
久保:チアファームの掲げる”Tasty-First”っていいですのね。私もやっぱ本当に美味しいものって何も頭で考えず直感で”美味しい”って感じるし。American-Firstより何十倍も好きです。笑
浅川さん:
Tasty-FistはSafety-Firstから来ています。小学校の時には工事現場などで“安全第一”の文字をよく見ていたけど、意味を深く考えた事がなかったんです。でも、派遣で神戸製鋼へ行った時の安全講習で、実際鉄工所の中では、何人もの方が命を落としているんだということを知りました。実際何千度もの鉄を扱う中で、少し鉄が少しでもこぼれてそれが身体にかかった時には、もう死にいたってしまう。そんな環境の中では、作業効率がどうのこうのということよりも、”安全である”ということが第一に優先されるべき。そんな“安全第一”という言葉の深い意味を知りました。それから祈りのようにも“安全第一”という言葉が心に残っていて。
直感で“美味しい”
浅川さん:
どんどん新しい説が出て、これまでの常識が覆されるし、程度や、やり方によっても良し悪しは違ってくる。
頭で考えただけの“良い野菜”なんて、消費者だった私が望むものではありません。
頭で判断する情報がアテにならないなら、
“身体に良いものは、食べて美味しく感じないと生物として生き残れないはず!”
というもっともっと原始的な部分を野菜作りの基本にしようと思いました。
私の方針を表す言葉として、ずっと心に残っていた“安全第一”という言葉を借りて“美味しい第一”としよう。と決めて。
調べてみたらちょうど英語では“safty-first”というので、文法としては正しくないけど一文字だけ変えたら“tasty-first”となるやん!という事で決めました。
人は自分の知っていることが全てだと思ってしまう
実は私は、ちょうど最近ゼミ活動の一環で農産物の流通について調べていました。でもよく分からないことばかりだったので、浅川さんに相談させていただいたんです。というのも、今は農産物のことってネットで調べても講演会などに行っても、慣行農法、有機農法、減農薬、無農薬、などと様々なスタイルがあって様々な意見や批判が充満しています。私も、未だ実践もしていないし、自分がどの主張を信じて、何がいいだなんてなかなか断言できません。
今回の話の内容は割愛しますが、浅川さんは本当に中立な意見をくださいます。
“人は自分以外ことに対しては、なかなか理解しずらしものだし、自分の知っていることが全てだと思い込んでしまうでしょう。”
と言って、両方を見た上での意見をくれるから、本当に視座高いなあって。
浅川さんのおかげで、もう一度落ち着いて考え直すことができました。
自分を最大限生かせる処で勝負する
流通の話をしている中、今まで何だかんだ聞いてこなかったことについて伺ってみることにしました。
久保:浅川さんはなんで今の農協を介さない農業スタイルにしたんですか?
浅川さん:
私は、農薬の規制をきっちり守って野菜を綺麗に作ることで頑張りたくないと思ったんです。何十年も農業をしている人に、新規就農の私が同じようにやって勝てるわけないし。
それに農協というのは、そもそも農家が一軒ずつの規模では出来ない事を何軒もまとめ、規模を大きくすることによってできるようにする組織であるはずなのに、有利な営業をしてこないから、販売価格が安くて農家の手取りが上がらないんです。ということでは、私はやっていけないから。だから私は、農協出荷はせず、これまでの経験や自分の得意が生かせる今のスタイルにすることにきめました。
やっぱり浅川さんかっこいい😍
今日1日を通してもやっぱり浅川さんってすごい..。
こんな近くで関わらせてもらえることに感謝しないとなって改めて、確信しました。
それに、浅川さんの私がほんとに共感できるところが“美味しさへの探究心”
多分お互い、時間があるとこれでもかってくらい手間かけて美味しさとカロリーの掛け算をしまくるんですよね。二人しでぶ症だね〜って。笑
もう、そんな食欲に素直に行動しているって本当素敵!大好き!
これからも、どんどん私の大好きな憧れの浅川さんのかっこよさとか、おちゃめさとか、いろいろな部分を伝えたいなあって。そんでもって何より、本当に浅川さんのお野菜を食べてみてほしいです!!!まっじで直感で、五感で、うんんまいっすから!!!!!
P.S.
最近食べた浅川さんの絹さや、新玉、間引き人参、大根
シンプルにオリーブオイルと岩塩をかけたり、バターと醤油をかけたりしてホイル焼きする。
それだけなのに、野菜の甘さと旨みに圧倒されます。
3分で分かる”ぶさべじ”
こんにちは。くぼ(久保陽香 (@U70604) | Twitter)です🌞
最近、関西の学生イベントに参加してたら、初めて会った人に
でもでも!それに伴って、
「ぶさべじって楽しそうだけど、いまいち何やってるかわからないんよね〜」
って言われることが結構あって。
….確かに…!笑
Twitterの投稿とか、公式アカウント私物化問題も浮上しましたし。
よく分からないよね、私たち。
⚠️問題のTweet⚠️
今夜だけはイケベジ🍾🍠#discisoup #残ったネギ達 #全部いただきます pic.twitter.com/Rbpd5L2R2j
— ぶさべじ〜ぶさいく・べじたぶる〜 (@busa_vege) 2017年4月29日
うん、この際、ちゃんと説明しよう。
いやでも、まてよ。
ちょっと隠れたものがあって神秘的で不思議感あった方が、人って惹かれるんじゃね….?
どうしよ〜かな〜言っちゃおっかな〜
なんて思ったり、思わなかったり。
いや、うるせーよ。
はい!
ということで今回はぶさべじについてぱっぱっぱっと!3分で説明します!
ぶさべじって?
正式名称”ぶさべじ〜ぶさいく・べじたぶる〜”
食の意識変革を起こす、神戸大学公認学生団体。
公認キャラクターは”ジュン”
活動のモットーは”ワクワクを体現する!” 現在8人で活動しています!
✴︎メンバー紹介✴︎
✴︎代表
神戸大学経済学部3年!くぼちゃんかはるさんと呼ばれたい!久保陽香!
✴︎副代表
はい、大好き。副代表兼親友兼ハウスメイト。神戸大学農学部3年、もえなこと岡久萌菜!
✴︎現メンバー
この笑顔に照らされたら邪念が昇華されます。神戸大学国際文化学部2年、ぐっちゃんこと田口春香!
食を制するものは世界を制する、岡愛基準。神戸市外語大英米学科2年、おかあいこと岡愛。
ぶさべじのマドンナ。神戸大学国際文化学部2年、キム・ユキこと木村有紀。
頼れるぶさべじ創設者、純さんこと佐々木純。
✴︎新メンバー
素直さと行動力を兼ね備える。神戸大学国際人間学部1年、シュウくんこと工藤柊君。
デザインもシュールなボケもさらっとこなします。神戸大学文学部2年、ばんちゃんこと番匠谷拓実。
ぶさべじが目指すもの
食料の無駄がなく人々が豊かさを実感している社会の実現。
食料の無駄って?
セールの時に買いすぎちゃって知らず知らずのうちに食品を腐らしてしまって捨てたこと
使おうと思って食材を買ったはいいけど、結局時間がなくて手がつけられず腐らせてしまって捨てたこと
皆さん1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
実際
まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632万トンにも上ります。
これを日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分(約136g)のご飯の量を捨てていることになります。
「食品ロス」は生産・流通・加工・消費まで様々な場面で発生しますが、約半数は家庭から出た「食品ロス」なんです。日本では、必要以上に購入して、それを使わずに捨ててしまう消費者が多くいます。
捨てるという行為は決して気持ちいいと感じる人はいないのに、なぜはみんなは捨ててしまうのでしょうか?
豊かの実現って?
内閣府の調査によると、
特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~|平成26年版子ども・若者白書(概要版) - 内閣府
諸外国の若者と比べ,自分の将来に明るい希望を持つことができていない。
自己肯定感が高い若者の特徴をみると,家族関係,学校生活,職場生活が充実し,満足している若者ほど,自己肯定感が高い1。(
ということから、日本の若者は他国と比べ、自己肯定感が低く、将来への肯定感も低いために将来に希望を持つことができていないよう。しかしその原因から、毎日の生活に充実感を得ることができれば、自己や将来への肯定感も高まるのではないかと考えられます。
日本のために何らか役に立ちたいのだけれども,具体的にどのように関与できるのか,また,自らの社会参加により具体的に社会を変えられるのかについては確たる意識を持つことができていない。
ということから、日本社会に対して自分ならどんなことができるのかが不明確なため、自分の力や意思に自信を持つことができないのだと考えられます。
こんな現状をどうにかしたい!と思った時。思いついたのは、大好きな”食”の力に頼ること!
美味しいご飯を食べて嫌な気持ちになる人っていない。
それに、人が毎日3回は”食べる”を行っている。
そんな身近で人の身体を創り、人の心を幸せにさせる”食”が入り口なら
普段は考える機会の少ない”社会”だったり”自分自身”だったりを、
美味しく!楽しく!考える!
ことができるんじゃないかな、と思ったんです。
ぶさべじがすること
「農家をヒーローに!学生をクリエイターに!」
✴︎ヒーローって?
情熱を持ち愛情をたっぷり注ぎ野菜を育てあげ、自然と共存し私たちの食を支えてくれている農家さん。
そんなかっこいい農家さんの魅力を発信し、農家と学生をつなぐことで、学生にとって農家さんを尊敬できるヒーローにします! また、農家さんの売り上げUPに貢献し、学生の「農家は稼げない」といったイメージのザザザっと取り払います!
✴︎クリエイターって?
クリエイターには大きく3つの要素があります。
①食文化創造:自分の手や頭を使い料理をして、これからの食文化を創造する
②自己実現:自分の得意や好きに気づき自分を実現する
③社会創造:これからの食にまつわる社会のあり方(環境・経済システム・食の安全・健康)を創造する
そんなクリエイターたちに七変化させちゃいます!
ぶさべじの活動って?
ぶさべじは、農家の浅川元子さんに主にお世話になっています!
浅川さんは、自分で自分の”食”をつくりたいと、会社を辞めて農家になり、現在は神戸市西区でチアファーム(https://www.facebook.com/cheerfarm/)を経営されています!(かっこいいいい!!大好き!!!💕)
また主な活動は、
①野菜付きシェアハウス”ぶさべじはうす”の運営
月2回浅川さんが直接家に野菜を届けに来てくれます!スーパーでは買えないよう、美味しくて新鮮で浅川さんの愛情が感じられるお野菜が常に家にある安心感と幸福感といったら....もうねえ...💕毎日豊かを共感しまくっています...💕
住所は、神戸市灘区青谷町4-5-8(三宮から市バスで20分)現在入居者は私含め3人で、残り1部屋が空き部屋です!急げ!🏃
こちら、ぶさべじはうすの朝模様🌞:【朝ごはん日記 vol.1】野菜付きシェアハウス”ぶさべじはうす”の朝 - べじぶろぐ
②ぶさべじご飯会
みんなで美味しくご飯が食べたい人なら誰でも参加できる、そんなちょっと変わったぶさべじご飯会。
毎回テーマと主役は決まっていますが、どんな料理ができるのかは全く想定できません!!!
というのも、当日会場のぶさべじはうすに参加者が集まると、まずそこには大量のお野菜が置いてあります。
それは前日に浅川さんが届けてくれたお野菜。
そんな野菜たちに触れながら、野菜自身のことや浅川さんのことをぶさべじメンバーが説明し理解してもらいます。
そこからは、集まって皆で”これ食べたい〜”やら”この前こういうの美味しかった〜”など今の食欲の種類や料理方法のアイデアを出し合い、そこから料理を創り始めます。
うどん打ったり〜
素材を生かしてさっと炒めたり〜〜
かき揚げ揚げちゃったり〜〜〜
皆で集まると、なんでかな!普段はめんどくさかったりして作らない料理にも挑戦しちゃうん!!!
そんでもって、出来上がった料理は、毎回毎回意味わからないくらい美味しい〜〜〜〜〜( ; ; )
食材の背景を知って、皆で協力して創り、皆で囲んで食べる料理ってなんでこんなに美味しいんだろう。
そんな体験を通じて、
今まで料理に対してハードルが高いと感じていた人でも、「なんだかんだ美味しくできちゃった!自分でも料理できるんだ…!」って料理が楽しいと感じて、料理を始めるきっかけになったり、
今まで料理は趣味で止まっていた人が、みんなから予想以上に「すごいね」って言ってもらって、それが自信につながったり
主役になった人が、自分の好きを紹介しただけなのに予想以上に人が笑顔になる瞬間を目の前にして、自分の好きを実現する喜びを感じたり、
そんなこれからの食についてだったり、参加してくれた方自身のこれからの生き方の何かヒントを感じられるご飯会を作り上げるようにしています。
次に控えるのは、5月14日《満員御礼》第7回ぶさべじご飯会〜日本×インド〜
インド帰りのぐっちゃんが主役でインド料理を皆で創りあげます!
その次は、6月11日のお昼時に、”パンとコーヒー会”
パン屋で働くおかあいとコーヒーを愛し勉強するキム・ユキのダブル主役です!
ぜひ遊びにきてください🏃💕
③野菜販売(店舗orぶさべじはうす)
主には、ぶさべじ会員”ぶさべじーず”である神戸大学生に対して、また王子公園前のミドリカフェ | オーガニックな庭・外構・公園緑地づくりや資材販売で毎月行われるハーゼ イコーゼ(5月)というイベントで販売します。
浅川さんから教えてもらった野菜のことや美味しい食べ方を、学生目線から、また浅川さんのファン目線から、魅力を伝えまくります!
そして、購入して食べた学生の反応を浅川さんに伝えています!
「人参嫌いやったけど、浅川さんの食べて初めて美味しいって思った!!!!」
「スーパーで野菜買えなくなったよ〜」
といった学生の声も!
この言葉聞いた時、そしてこの言葉を浅川さんに伝えた時の笑顔を見た時、
本当にぶさべじやってて良かったなあと感じることができます。
④浅川セラピー(畑仕事の手伝い)
これはぶさべじメンバーが一人ずつ浅川さんが月毎に提示した日に畑に訪問し作業させてもらいます!
畑で作業して、浅川さんとたわいもない話をして、汗かいて笑って夜はぐっすり泥のように眠って、翌朝は気持ち良い筋肉痛と爽快感で起床するという1日のデトックスプログラム。
ですので、私たちぶさべじは、これを浅川セラピーと呼んでいます。
ぶさべじ遍歴
ぶさべじ正式名称は、ぶさいく・べじたぶる。名前からも想像つくように、もともとは”規格外野菜を無くすこと”を目指して活動していました。
ぶさべじが始まったのは、2015年7月に、当時私が所属していた学生団体の尊敬している先輩である純さんが立ち上げた時です。その時、当時大学1回生だった奇跡的に私に声をかけていただき、一緒に活動することになりました。純さんは、本当に誠実な方で、私たちが知らない所で動きまくって、その上で私たちメンバーがしたいことをどうやったら活動に落とし込めるかを試行錯誤してくださいました。当時は、ぶさべじの主な活動として農業体験ツアーを企画していました。
しかし、私が2回生になった春に、純さんが東京に就職が決まったことで、ほとんど活動が停滞しました。共に活動していた他のメンバーも各方面で活躍するようになり、残ったのは久保と萌菜のみ。
そして2回生の5月、ぶさべじ活動に当事者意識がなかった責任と後悔を感じ、あれほど純さんが熱い想いも持ってぶさべじをやってきたのに、あれほど久保のことまで考えてくれたのに、、自分がなんとかせねば!と思い、代表を引き継ぎたいとの旨を告げました。
そして、ぶさべじ代表としてもう一度ぶさべじ活動を始めたわけですが、、、、、
時代についていけてない....?!
今までお世話になっていた農家さんや尊敬している方々に農業や市場の現状について伺っていると….。
あれ...
なんか...全然付いてけてない.......。
知らない間に農業市場状況は変わってきている。
今までの活動や理念じゃ全然通用しない。
現代社会は凄まじいスピートであらゆる事柄が変化していると言われていますが、まさにそれを痛感。
そして、
”ぶさべじが本当に達成したいことは何なんだろう?”
何度も活動していく中で違和感や壁にぶち当たりました。
しかしその一方で、農家さんの魅力や学生の素直な吸収力や斬新なアイデアに触れ、これからの農業や学生の可能性をも、めちゃくちゃ実感しました。
そうして、ぶさべじの理念や毎日の活動をももう一度見直し、自分自身に問いかけまくりました。
そして、お世話になっている方々に様々な厳しくも愛情のあるアドバイスをもらって考えた末、理念と活動を変更することにしました。
元々規格外を扱うぶさべじでしたが、方向性を変えて、ぶさべじが提供するお野菜は”規格外野菜”ではなく”野菜まるごと全部”にしたんです!
もちろん、農家さんが愛情たっぷりに育てあげた野菜全てをいただくわけですから、見た目キレイさは関係ないし不揃いなのは当たり前。そもそも規格という概念は、スーパーに並べる過程の流通のしやすさや人の食べやすさや見た目のために人間の都合によって勝手に作り上げられた概念。効率性だけを重視し人間の都合に偏りすぎた生産と消費を続けることに違和感を感じます。また、本当に食料の無駄をなくすのなら、流通段階よりも消費者の意識を変える必要があるのではないかと。そのことについても何度も考え今の活動に至りました。
最後に
本当、1年でこれだけ理念も活動も変わるということは、ぶさべじは今からもどんどん変革し続けると思いますしそのつもりです。社会は変わるんだから組織が変わるのも当たり前ですよね。
社会を意識しながら生活したこの一年間。唯一残ってくれたぶさべじの萌菜とも関係がうまくいかなくなったり、何をすることが正解なのが全然わからないけど誰を頼っていいのかわからなくなったり、
”孤独と恐怖”というモノを感じることが多かったなあと、振り返ってみると色々思いがぶり返してきます。
でも今や、それを乗り越え、萌菜とはより一層仲が深まり、そして6人のメンバーが周りにいてくれて、40人以上ものぶさべじーずやその他にもぶさべじを応援してくださる方々に支えられて、本当に幸せ者です本当。
これからも、常に本質を問い、守るべきところと変えるべきところを考え続けながら、そして目の前にいる人の幸せを全力で考えながら活動していきたいと思います。
いや、これ3分で読み終わるんかな!!わからんけど!これからもぶさべじをよろしくお願いします!🙇