いとしまシェアハウス滞在記
こんにちは、久保陽香(@U70604)さん | Twitter です!
みなさん、雨の方は大丈夫でしたか?
各地で大きな被害が出て救援が必要な地域も多いようなので、とても心配です。私も週末には兵庫県の泥かきに行ってきます。
さて、私はちょうど大雨の時
7/5~9まで神戸大学を休学中の友人さりな(@AzjqW3ZRhBaVV2K )の住む、いとしまシェアハウスにお邪魔していました!!
いとしまシェアハウスは、「食べ物・お金・エネルギーを自分たちでつくる」をコンセプトにした、自然とつながるシェアハウスです。棚田に囲まれた集落の中で、田んぼや畑・猟を行い、築80年の古民家を改修しながら、様々な個性を持つ男女が共に暮らしています。ここでは、体験したこと、つくり出したものをたくさんの人たちと”シェア”する暮らしの実験を行っています。
こちらが、HP!住民紹介のところまでほんと見て欲しい…素敵な方ばかりなんです!!!
みんな想像以上に素敵で面白い方々で、もう私はみなさんの虜です!
滞在5日間でも、畠山 千春(@chiharuh)さん | Twitteryや、Kooichi Shida(@koo1s)さん | Twitter、ゴッティーさん(アカウント知らぬうう)とのふとした会話の中から
”生きる”ために大切なことを沢山学びました。
今日はその一部も紹介させていただきますね!
【目次】
自分たちも自然も幸せな暮らし
いとしまシェアハウスでは、できるだけ自然に負荷をかけない暮らしをしています。
シャンプーリンスーや洗剤は使わない。洗い物は、ヘチマのたわしを使い、油汚れは米ぬかで落とします。
なぜなら、シェアハウスの周りには上下水道がないため、自分たちが出した水がそのまま川へと流れる。そして自然を汚せばそれがそのまま自分たちに直接返ってくるという風に、暮らしが自然と直接つながっているからです。
だから決して何かを我慢して自然に配慮している訳ではないし、むしろ自分たちが気持ちいい、ご飯も何百倍も美味しいから、このような自分も自然もが幸せな生き方を選択しているのです。
”自分たちでつくる”ということ
いとしまシェアハウスでは、お米・お肉・卵の自給は100%
最近では畑も再開し、野菜の自給率もあげよう頑張っています!
食事も野菜が中心で素材を生かした料理!
毎日の夕食は、みんなが1品ご飯を作り食卓を囲みます!
いとしまシェアハウスのコンセプトにもあるように、自分たちでつくることを大切にしています。
滞在中もたくさんの”つくる”を経験させていただきました。
✔畑や田んぼの草刈りしたり(菅笠盛れる説@いとしまシェアハウス)
✔夏の鹿を捌いたり
お母さん鹿、そして夏に捌くのは私にとって初めてで!母乳を見て感動しました!
✔キャロットケーキ作ったり
✔納豆作ったり
✔シェアハウスで養蜂している蜂蜜の瓶詰したり
✔✔✔極めつけは、シェアハウスみんなによる毎晩の夕食作り!
シェフのだーしーさん始め、みんな料理うますぎる!!!!!
どんなシェアハウスやねん!!!!
食を愛する者にとって、最高すぎる環境です。
そして、つくることを通じて見えてくることってたくさんあるな〜と体感しました。
私の大好きなご飯のお供ランキング1位の納豆🍚、洋菓子ランキング1位のキャロットケーキ🥕って、自分で作れるんだ!
という感動が、シンプルに嬉しくて、自信に繋がりました。
また普段何気なく食べているものが、これだけ手間と時間をかけて作られているものだと思うと、作り手に尊敬と感謝の思いが溢れてきてきました。
日々の「ありがとう」が増えて、幸せな気持ちになりました。
なぜ”自分たちでつくること”が大切なのか?
しかしなぜ、みんなは”自分でつくること”を大切にしているのでしょうか?
その答えは、千春さんやダーシーさんとの会話の中で見えてきました。
大切なのは、作ることを通じてプロセスを知り、そして自分の頭で考え選択すること。
いとしまシェアハウスでは、「これがいいんだ!これはだめだ!」など決めつけ、押し付けるのではなく、全てのプロセスを学んだ上で、本人が何を選択するかの余地を残すことを大切にしているようです。
だから、個々人が買うお菓子は全然OK!!
「スナック菓子食べたら後で絶対気持ち悪くなるけど、今のこの美味しさがたまらないよね〜」っていいながらじゃがりこ食べている姿を見て、本当に人間らしくて美しいと思いました。
これこそ、ナチュラルに幸せな生き方だなあ…!
久保の違和感
そんな二人の考えは、私の社会に対する違和感にすごく通じていて、納得しました。
今やファストフードから宅配サービスの普及から、食事はどんどん早く・安く・簡単になっていっています。
しかし、このように効率的に食事を手に入れる一方で、失ったものはないのでしょうか?
私はこの効率化されすぎた食のシステムが産んだ重大な課題の一つに、作り手と食べ手が分断され、目の前の食事の背景を全く知る機会がなくなったことがあると思います。そしてどんどん自分の生きるに関わる周辺環境への関心や感謝が薄れていっていると思います。
そんな時、もし何かの事件や災害によって、食のインフラが断たれた時、私たちはどうやって生きていくのでしょうか?
また、安い食品の裏を見てみると、聞いたこともないカタカナの添加物の名前が並んでいる。それを身体に入れて大丈夫なものでしょうか?
そして、「いただきます」に、みんなの心はこもっているのでしょうか?
だから私は、ちゃんと自分で自然に近い環境で作物を作り、料理をしてみんなで「おいしい」を分かち合いたい。そして自分が価値があると思えるものに、ちゃんと正当なお金を支払いたい。
そういう生き方を体現したいと思い、後期から大学を休学して都会から離れ生きる修行をすること決意しました。
しかし正直な話、この地球の全員が、食べ物をすべて自分で作ることや、毎食こだわった食事をとるは不可能に近いでしょう。(そりゃそうよ!)
だからこそ、食卓に並ぶまでのプロセスに触れて、食に関わる人々の苦労や情熱、そして自然の恵みを知ることをきっかけとして
そしてその上で、食べることにもう一度向き合い、自分の食選択の軸を作っていけばいいんだなと思いました。
休学中の友人さりなの変化
そもそも今回お邪魔することになったのは、5月頭にさりなからLINEがきて、ぬるっと話盛り上がって
さりなが移住したことを知り、面白いな〜と行くことを決意。
周知の事実ですが、安定に金欠なのでバイト頑張ってお金を貯めて、やっといくことができました!!
さりなとは、大学の学生団体の同期で1年半一緒に活動した後、偶然村・留学で再会を果たすなんていう関係で、なんか面白くて興味深い友達!笑
そして、半年ぶりくらいにサリナにあって 正直、私は感動した!!!!!!
こんな素直に感情を表現し、生き生きしているさりなを見たの初めてででした!!!!
本当にさりなが来るべきところに来たんだな〜って。 しかも、たくましくなっている…!
そして、相変わらず自分にもってないものを持っているなあ(気がきくとことか、気持ちに正直なところとか)と尊敬させられる日々。
それにさ、前は結構新しい出会いに自ら足を運ぶの嫌いなイメージだったけど(あくまでイメージです)
今回は、積極的に、私の友達にも「会いたい!」って言ってくれてほんまに嬉しかった!
agri+は、福岡大学の学生団体ですごくワクワクすることをやってるので、要チェックっっす!!!!
滞在中「もっともっとシェアハウスに同世代の仲間を呼びたい!」って強く思ってくれて、ブログを始めたり、一緒に8月合宿企画したり!
こちらブログね!さりな最高です!!
sarina-foodworld.hatenablog.com
はああ…!!!!!!!
さりなも、いとしまシェアハウスも本当に素敵だった。
私もまた帰ってきたすぎて、またみんなに会いたくて、今度は晴れた日に海に入りたくて(笑)
そして!!!!
8月末にいとしまシェアハウスで合宿企画するので、興味ある方は気軽にメッセージください!(^O^)
ではまた〜〜!